子宮頚がん検診の必要性

日本のがん検診の受診率は海外に比べて低いものとなっています。最近では医療が進歩し、がんも早期発見の場合は死亡率の低い病気になってきました。怖いから検診を受けないと言う人がいますが、しっかりとがん検診を受けることによって予防ができるのです。特に最近若い女性に増加傾向のある子宮頚がんや乳がんの検診はこまめに受診しておくことが重要です。

若いだけがんの進行も早いので、症状に気付いて病院を受診したときには末期の状態になっていることも少なくありません。子宮頚がんの場合は子供を作ることもできなくなるかもしれません。そうならないように性交渉の経験がある女性は2年に1回は検診を受けることが望ましいです。子宮頚がん検診は細い綿棒のようなもので膣内の粘膜を数回擦り、細胞を採取する方法です。

痛みは個人差がありますがそこまで強いものではなく、どちらかというと違和感のようなものを感じる程度です。人によっては多少出血することがありますが、数日で治まるので問題はありません。あまりにも治まらない時は検診を受けた医療機関に相談するようにしましょう。結果はだいたい2週間程度でわかるようになっています。

子宮頚がんの症状としては、不正出血、下腹部痛などがありますが、がんがある程度進行しないと症状がでない場合がほとんどです。現在不正出血がある人は早急に検査をした方が良いでしょう。ストレスなどでホルモンバランスが崩れても不正出血は起こりますが、検査しておくと安心です。