子宮がん検診の重要性について

アメリカ85%、ドイツ79%、フランス71%に対して、日本は38%と聞くと、何の比率かわかりますか?これは、子宮頸がん検診の受診率です。諸外国と比べると著しく低く、半分にも満たない状況です。子宮頸癌は初期の段階では自覚症状はほとんどありません。前がん状態や極初期に子宮頸癌を発見できた場合は、完治することも多く、子宮も残せるので妊娠や出産も可能です。

20歳になったら、2年に1回は定期的に子宮頸がん検診を受けましょうと言われています。子宮頸癌は、性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)による感染が原因で起こります。若い女性の約3割がHPVに感染していますが、自然にウイルスがなくなる人と、感染が持続してがん化する人がいます。ワクチンを接種すれば約7割は感染を予防することが出来ますが、100%ではないので、ワクチンを接種したから大丈夫だろうと侮ってはいけません。

子宮頸癌は、低年齢で性交渉を経験した人や、性交渉の相手が多い人、妊娠・出産回数が多い人、喫煙している人がリスクが高いと言われています。そのため、子宮頸がん検診を受けるのは、セックスに対してだらしない人や淫乱な女だからだ、などと言った見方が少なからず存在するようです。しかし、たった一度の性交で感染することもあります。1人の性交相手しかいなくても感染することがあります。

決して淫乱だからなどではなく、これは間違った偏見・誤解です。そのような偏見の目で見られたくないために、子宮がん検診を受けない人も多いのですが、お母さんと娘さんと親子で受けることをお勧めします。お母さんと一緒なら、若い娘さんもお母さんの付き添いだと思われるので、抵抗も少ないでしょう。正しい知識と行動で、あなたの大切な子宮を守りましょう。

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