長く食欲不振が続いたらがん検診を受けましょう

20代や30代の頃は、飲み会や接待に立て続けに出席しても、それほど体に響くことはなかったはずなのに、40歳を過ぎた頃から、お酒の量が減ったり、天ぷらや焼き肉などの脂っぽいものをあまり受け付けなくなってくるようなことがあります。それどころか見ただけで気分が悪くなって来たり、市販の胃腸薬ばかりを飲むようになったりもするので、もう昔のようには食べたり飲んだりできないかもと感じている方もあるかも知れませんね。しかし飲み会や接待が終わり、何日も過ぎているにもかかわらず、いつまでも食欲不振が続いたり、吐き気や胸やけが続くようなことがあると、ただの胃もたれではない恐れがあるので、病院で診てもらうようにしてください。検査の結果、医師から胃がんや肝臓がんのような、恐ろしい病名を告げられることもあるので、普段からがん検診を受けて、体の状態をチェックしておくようにしましょう。

がん検診に申し込むと、超音波やCT、MRI、血液などの検査や腫瘍マーカーをしてくれるので、大抵のがんなら見つけることが出来ます。がん検診で何も異常がなければ、また安心して元の生活に戻ることが出来ますし、もし癌が見つかったとしても、すぐに治療に移れるので、命がなくなる心配はありません。末期がんになると、どれだけ優秀な医師であってもどうすることも出来なくなりますが、まだ初期のがんであればいくらでも治す方法はあるので、定期的にがん検診を受けて、体の中を調べることが大切です。

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