体重減少があったらがん検診を受けてください

肥満は健康に良くないので、普段からダイエットをしている方は多いですが、ダイエットをしていないのに急速に体重が落ちてきた場合は、何らかの病気を疑ってかかる必要があります。たとえば膵臓がんにおかされると、そのような現象が起こりやすいので、気になる方はがん検診を受けるようにしてください。膵臓というのは胃の後ろにある臓器のことですが、この部分ががんになると、広がるスピードが非常に速いため、見つかる時期が遅ければ命の保証はありません。他のがんに比べても進行速度が速いため、お腹や背中が痛くなったり、黄疸が出たり、吐き気やおう吐などの症状が出たときには、すでに末期で、手遅れと診断されることが多いので、あとで後悔しないためにも、がん検診で調べておくことが大切です。

膵臓がんは60歳以上の男性に多いがんなので、この病気になりたくない方は、毎年定期的にがん検診を受けるようにしたいですね。糖尿病や肥満の方に起こりやすく、喫煙している方にも多い病気なので、急に体重が減ったり、食欲不振が続いたときはすぐに病院に行くようにしてください。普段から定期的にがん検診を受けていれば、このような生存率の低いがんであっても早期発見・治療が出来ますから、命までなくしてしまうことはありません。がん検診は全国の医療機関でいつでも受け付けていますし、料金もそれほど高くはないので、がんになることなく、健康で長生きしたい方は受けるようにしましょう。