20代や30代の女性にも患う危険性があるがんは、乳がんや子宮頸がんがあります。子宮頸がんを発症する年齢は30代前半が増加しています。子宮頸がんはがん検診によって早期発見が出来、病期が1の場合は5年生存率が92%以上あります。がんが進行してしまい病期が進むにつれ5年生存率も低下してしまいます。
子宮頸がん検診は医師による問診から始め、視診を行い必要に応じてコルポスコープ検診を行います。コルポスコープ検診は主に精密検査の時に行います。検査の感度が高く、がんが発生する前の段階でも診断できる検査方法は、子宮頸部細胞診と言い、子宮頸がんの発生しやすい箇所の粘膜を採取し顕微鏡で観察することによって早期発見ができます。定期的にがん検診を受ける事で、病変が見つかった場合はがんになる前の段階で治療を行えます。
乳がんの場合は医師による視触診や、マンモグラフィー検査、乳腺エコー検査を行います。体への負担が軽く、検査時間も早目に終わるので、受診しやすい検査です。20代や30代の若い方に発生する乳がんを若年性乳がんと言い、進行が早いのが特徴です。がんは早期発見をして早期治療をすることが大切で、見つける段階が早ければ早いほど再発を防止できる確率が上がり、完治を目指せる治療を行えます。
年齢や過去の病歴を考慮し、1年に一度か、2年から3年に一度はがん検診を受ける事が重要です。定期的な検査実施することで生命の危険を回避できます。
コメントする